平成29年度 I-5-1

科目: 基礎科目 / 分野: 環境・エネルギー・技術 / 年度: 平成29年度

I-5-1 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ライフサイクルアセスメント、汚染者負担原則、拡大生産者責任、環境監査の定義に関する4つの記述の正誤の組合せを選ぶ、環境管理の問題。

解説

この問題で問われていること

環境管理に関する4つの記述(A:LCA、B:汚染者負担原則、C:拡大生産者責任、D:環境監査)の正誤の組合せを選ぶ問題。

解き方

① 用語: LCA=製品の全段階の環境影響を評価、汚染者負担原則=汚染者が費用を負担、拡大生産者責任=生産者が廃棄・リサイクルまで責任を負う、環境監査=環境マネジメントシステムの運用状況の確認
② Dは税法上の処理の監査で、環境監査ではない(誤)。A〜Cは定義どおり
③ 正・正・正・誤(①)

正解が正しい理由

(A)製品の資源採取から製造、使用、廃棄、輸送など全段階を通して環境影響を定量的かつ客観的に評価する手法をライフサイクルアセスメント(LCA)といい、正しい。(B)公害防止や環境回復のための費用は、汚染物質を出している者が負担すべきという考え方を汚染者負担原則(PPP)といい、正しい。(C)生産者が製品の生産・使用段階だけでなく、廃棄・リサイクル段階まで責任を負うという考え方を拡大生産者責任(EPR)といい、正しい。(D)環境監査は、環境マネジメントシステムが適切に運用されているか等を確認するものであり、環境保全に投資した経費が税法上適切に処理されているかを公認会計士が監査することではない。誤り。したがってA=正、B=正、C=正、D=誤の①が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

LCAは製品の全生涯の環境影響評価、汚染者負担原則(PPP)は汚染者が環境対策費用を負担する原則、拡大生産者責任(EPR)は生産者が廃棄・リサイクル段階まで責任を負う考え方、環境監査は環境マネジメントシステムの運用状況の確認、と整理する。

キーワード: ライフサイクルアセスメント、汚染者負担原則、拡大生産者責任、環境監査、環境管理、環境・エネルギー・技術

出題履歴

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