
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
2017年度の一次エネルギー国内供給の内訳と炭素排出係数から、我が国のエネルギー起源CO₂排出量を概算する問題。
化石燃料ごとの供給量に炭素排出係数を掛け、CO₂換算の排出量を求める問題。
① 対象は化石燃料だけ(石炭・石油・天然ガス)。石油は非エネルギー利用1,600PJを引く。1PJ=1,000TJ、炭素→CO₂は×44/12
② 石炭5,044×24+石油(7,831−1,600)×19+ガス4,696×14 ≒121+118+66=305 Mt-C → ×44/12 ≒1,120 Mt-CO₂
③ ④
エネルギー起源CO₂は化石燃料の燃焼によるもので、原子力・水力・再エネ・未活用エネルギーは含めない。石油は非エネルギー利用分を除く。炭素量は、石炭5,044PJ×24t-C/TJ≒121Mt-C、石油(7,831−1,600)PJ×19≒118Mt-C、天然ガス4,696PJ×14≒66Mt-Cで、合計約305Mt-C。CO₂に換算すると305×44/12≒1,119Mt-CO₂。したがって④が正しい。
5,044PJ=5,044,000TJ なので、×24t-C/TJ=121,056,000t-C=約121Mt-C。つまり「PJの数×係数÷1000」でMt-Cになる。
PJ×(t-C/TJ)=千t-C になる(1PJ=1,000TJ)。炭素量からCO₂量へは×44/12(約3.67倍)。
キーワード: エネルギー起源CO2、炭素排出係数、一次エネルギー供給、単位換算、環境・エネルギー・技術