
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
ワットの蒸気機関改良、ベルの電話発明、ヘルツの電磁波実験的確認、ハーバーのアンモニア工業的合成、ハーンの原子核分裂発見という科学技術上の成果を年代の古い順に並べる問題。
ハーバーのアンモニア合成(ア)、ハーンの原子核分裂発見(イ)、ベルの電話発明(ウ)、ヘルツの電磁波確認(エ)、ワットの蒸気機関改良(オ)という5つの科学技術上の成果を、年代の古い順に並べる問題。
① 年代の目安: ワットの蒸気機関改良=18世紀後半、ベルの電話=1876年、ヘルツの電磁波確認=1887年、ハーバーのアンモニア合成=1900年代、ハーンの核分裂=1938年
② 最初がワット(オ)なのは④⑤。ベル(ウ)→ヘルツ(エ)の順なのは④
③ オ→ウ→エ→ア→イ(④)
それぞれの年代は、(オ)ジェームズ・ワットによる蒸気機関の改良(18世紀後半、1760〜80年代)、(ウ)アレクサンダー・グラハム・ベルによる電話の発明(1876年)、(エ)ハインリッヒ・ヘルツによる電磁波の存在の実験的確認(1887年)、(ア)フリッツ・ハーバーによるアンモニアの工業的合成の基礎の確立(1900年代後半、1909年頃)、(イ)オットー・ハーンによる原子核分裂の発見(1938年)である。年代の古い順に並べるとオ→ウ→エ→ア→イとなり、④が正しい。
科学技術史の年代整序問題では、各業績のおおよその年代(ワット:18世紀後半、ベル:19世紀後半前半、ヘルツ:19世紀後半、ハーバー:20世紀初頭、ハーン:20世紀前半)を大まかな時代区分として押さえておくと整理しやすい。
キーワード: 科学史、技術史、年代整序、環境・エネルギー・技術
同じ問題が計2回出題されています(平成30年度、令和3年度)。