
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
日本の原油輸入における中東地域への依存度、地政学的リスクの高い海峡、最大の原油輸入相手国、石油及び石油製品の輸入金額が総輸入金額に占める割合についての空欄補充問題(エネルギー白書2021に基づく)。
エネルギー白書2021によれば、日本の輸入原油の中東地域への依存度(2019年度、数量ベース)、その原油が経由する地政学的リスクの大きい海峡、2019年度の最大の原油輸入相手国、石油及び石油製品の輸入金額が総輸入金額に占める割合を問う問題。
① 日本の原油輸入: 中東依存度は約90%、大半がホルムズ海峡を経由、最大の輸入相手国はサウジアラビア。石油・石油製品は総輸入金額の約10%
② ウ=サウジアラビアなのは①⑤。ア=90で①
③ 90・ホルムズ・サウジアラビア・10(①)
エネルギー白書2021によれば、日本の輸入原油の中東地域への依存度(2019年度、数量ベース)は約90%と高い水準にあり、その大半は中東の地政学的リスクが大きいホルムズ海峡を経由して運ばれている。同年における日本の最大の原油輸入相手国はサウジアラビアである。また、石油及び石油製品の輸入金額が日本の総輸入金額に占める割合は、2019年度で約10%であった。したがってア=90、イ=ホルムズ、ウ=サウジアラビア、エ=10の組合せである①が正しい。
日本の原油輸入は中東依存度が非常に高く(約90%)、その大半がホルムズ海峡を経由するため、同海峡の地政学的リスクが日本のエネルギー安全保障上の重要な論点となっている。最大の輸入相手国はサウジアラビアである点も押さえておく。
キーワード: 原油輸入、中東依存度、ホルムズ海峡、環境・エネルギー・技術