令和4年度 I-5-6

科目: 基礎科目 / 分野: 環境・エネルギー・技術 / 年度: 令和4年度

I-5-6 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

転炉法(ベッセマー)、強力磁石鋼KS鋼(本多光太郎)、ナイロン(カロザース)、尿素の人工合成(ヴェーラー)、赤痢菌の発見(志賀潔)という科学史・技術史上の業績を年代の古い順に並べる問題。

解説

この問題で問われていること

ベッセマーの転炉法(ア)、本多光太郎のKS鋼(イ)、カロザースのナイロン(ウ)、ヴェーラーの尿素合成(エ)、志賀潔の赤痢菌発見(オ)という5つの科学史・技術史上の業績を、年代の古い順に並べる問題。

解き方

① 年代の目安: ヴェーラーの尿素合成=1828年、ベッセマー転炉=1856年、志賀潔の赤痢菌=1897年、本多光太郎のKS鋼=1917年、カロザースのナイロン=1935年
② 最初が尿素合成(エ)なのは③④。KS鋼(イ)→ナイロン(ウ)の順なのは③
③ エ→ア→オ→イ→ウ(③)

正解が正しい理由

それぞれの年代は、(エ)フリードリヒ・ヴェーラーによる尿素の人工的合成(1828年)、(ア)ヘンリー・ベッセマーによる転炉法の開発(1856年)、(オ)志賀潔による赤痢菌の発見(1897年)、(イ)本多光太郎による強力磁石鋼KS鋼の開発(1917年)、(ウ)ウォーレス・カロザースによるナイロンの開発(1935年)である。年代の古い順に並べるとエ→ア→オ→イ→ウとなり、③が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

科学史・技術史の年代整序問題では、各業績のおおよその年代(ヴェーラー:19世紀前半、ベッセマー:19世紀半ば、志賀潔:19世紀末、本多光太郎:20世紀初頭、カロザース:20世紀前半)を大まかな時代区分として押さえておくと整理しやすい。

キーワード: 科学史、技術史、年代整序、環境・エネルギー・技術