
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
科学史・技術史で著名な人物や出来事(ハーバー・ボッシュ法、日本初のノーベル物理学賞、ウィーン万博、日本特許第1号、フォードの大量生産方式)に関する記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。
科学史・技術史で著名な人物や出来事に関する5つの記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。
① 日本のノーベル物理学賞: 1949年=湯川秀樹(中間子の予言)、1965年=朝永振一郎(くりこみ理論)
② ②は湯川秀樹の業績と受賞年を朝永振一郎のものとしている
③ ②
②は「朝永振一郎が1949年に日本最初のノーベル物理学賞を『核力の理論研究に基づく中間子の存在の予言』により受けた」としているが、この業績と1949年の日本最初のノーベル物理学賞受賞は、朝永振一郎ではなく湯川秀樹によるものである。朝永振一郎は1965年に量子電磁力学の「くりこみ理論」の研究によりノーベル物理学賞を受賞しており、業績と受賞者を取り違えているため誤りであり、これが正答。
1949年の日本初のノーベル物理学賞は湯川秀樹(中間子理論)、1965年の朝永振一郎はくりこみ理論によるノーベル物理学賞、と受賞者と業績・年代をセットで正確に区別して覚えておく。技術史・科学史の問題では人物と業績の取り違えが典型的な誤答パターンになりやすい。
キーワード: 科学史、技術史、ノーベル賞、湯川秀樹、環境・エネルギー・技術