
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
エレベータの状態遷移図(停止中・上昇中・下降中)において、現在階と目的階の大小関係に関する遷移条件(a)〜(e)を選ぶ問題。状態遷移図の読み取りの理解が必要。
エレベータの状態遷移図で、「現在階」と「目的階」の関係を表す条件(a)〜(e)に入る不等号または等号の組合せを選ぶ問題。
① 上昇中は「現在階<目的階」の間だけ上昇を続け、下降中は「現在階>目的階」の間だけ下降を続ける。目的階に着いたら(=)停止中へ戻る
② a(上昇中にとどまる)=<、b・c(停止中へ戻る)==、d(下降中にとどまる)=>、e(停止中から下降へ)=>
③ ③
「停止中」でボタンが押されたとき、現在階<目的階なら「上昇中」へ、現在階>目的階なら「下降中」へ、現在階=目的階なら停止中のままとなる。したがって、下降中へ遷移する条件(e)は「現在階>目的階」(>)。上昇中は現在階を1つずつ増やすので、目的階に達するまでは上昇中に留まる。上昇中の自己遷移(a)は「現在階<目的階」(<)、目的階に到着して停止中に戻る遷移(b)は「現在階=目的階」(=)。同様に、下降中から停止中に戻る遷移(c)は「=」、下降中の自己遷移(d)は「現在階>目的階」(>)。したがってa:<、b:=、c:=、d:>、e:>の③が正しい。
状態遷移図は、状態を丸角の箱、遷移を「イベント[条件]」付きの矢印で表す。エレベータの例では、上昇中は現在階<目的階、下降中は現在階>目的階の間だけその状態に留まり、現在階=目的階になったら停止中へ戻る。
キーワード: 状態遷移図、エレベータ、遷移条件、UML、情報・論理