令和元年度 I-2-3

科目: 基礎科目 / 分野: 情報・論理 / 年度: 令和元年度

I-2-3 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

単語の出現回数をベクトルとして、コサイン類似度に基づく距離(1−cosθ)で文書Aに最も類似する文書を求める問題。

解説

この問題で問われていること

文書の単語出現回数ベクトルどうしの距離(1−cosθ)を比べ、文書Aに最も近い文書を選ぶ問題。

解き方

① 距離=1−cosθ は「ベクトルの向き」だけで決まる。大きさ(長さ)は関係ない
② 文書D=(21,9,6)=3×(7,3,2)=3×A → 向きがAと同じで距離0
③ ③

正解が正しい理由

式1の距離は1−cosθで、2つのベクトルの向きが同じなら0になる。文書D=(21,9,6)は文書A=(7,3,2)のちょうど3倍で、向きが完全に一致するため、距離は0となり最も類似する。したがって③が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

コサイン類似度はベクトルの長さに依存せず向きだけで決まる。一方のベクトルが他方の定数倍なら類似度1(距離0)。

キーワード: コサイン類似度、ベクトル、内積、ノルム、文書検索、情報・論理