令和6年度 I-4-2

科目: 基礎科目 / 分野: 材料・化学・バイオ / 年度: 令和6年度

I-4-2 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

硫化銀・水酸化ナトリウム・硫酸アンモニウム・硝酸鉛(II)・リン酸カルシウムのうち、2価の多原子イオンを含む化合物を選ぶ問題。多原子イオンの価数についての知識が必要。

解説

この問題で問われていること

5つの化合物のうち、2価の多原子イオン(複数の原子から構成され2価の電荷を持つイオン)を含むものを選ぶ問題。

解き方

① 「2価」かつ「多原子(2種類以上の原子)」のイオンを探す。SO₄²⁻は2価の多原子イオン
② ①S²⁻は単原子、②OH⁻・④NO₃⁻は1価、⑤PO₄³⁻は3価。③硫酸アンモニウムはSO₄²⁻を含む
③ ③

正解が正しい理由

硫酸アンモニウム(NH4)2SO4は、1価の多原子イオンであるアンモニウムイオンNH4⁺と、2価の多原子イオンである硫酸イオンSO4²⁻から構成される。硫酸イオンSO4²⁻はS原子とO原子から構成される多原子イオンであり、価数は2価であるため、「2価の多原子イオン」を含む化合物として③が該当する。

各選択肢について

覚えるべきポイント

多原子イオンは複数の原子が共有結合で結びついて全体として電荷を帯びたイオンであり、代表例として水酸化物イオンOH⁻(1価)、硝酸イオンNO3⁻(1価)、硫酸イオンSO4²⁻(2価)、リン酸イオンPO4³⁻(3価)、アンモニウムイオンNH4⁺(1価)がある。それぞれの価数を区別して覚えておく。

キーワード: 多原子イオン、硫酸イオン、イオンの価数、材料・化学・バイオ