令和6年度 I-5-2

科目: 基礎科目 / 分野: 環境・エネルギー・技術 / 年度: 令和6年度

I-5-2 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

2020年度の産業廃棄物処理の流れ(排出量、中間処理量、直接最終処分量、再生利用量、最終処分量、減量化量)を表す図から、各量の割合や倍率を読み取り計算する問題。

解説

この問題で問われていること

2020年度の産業廃棄物処理の流れを示す図(排出量374百万トン、中間処理量293百万トンなど)から、図中の空欄(直接再生利用量、中間処理後の再生利用量、減量化量、直接最終処分量など)を計算し、各記述の数値の正誤を判定する問題。

解き方

① 図の流れの足し算で空欄を埋め、割合を計算する
② 再生利用量199÷排出量374≒53%(約20%ではない)。ほかは77÷199≒39%、122÷293≒42%、減量化166÷374≒44%、直接最終処分4÷374≒1%で妥当
③ ⑤

正解が正しい理由

図の流れの保存則から空欄を埋める。再生利用量199=直接再生利用量(○○○)+中間処理後の再生利用量(□□□=122)より、直接再生利用量=199−122=77。最終処分量9=直接最終処分量+中間処理後の最終処分量(◇◇◇=5)より、直接最終処分量=9−5=4。中間処理量293=減量化量+122+5より、減量化量=293−122−5=166。検算として排出量=77+293+4=374で一致する。各選択肢は、①77/199≒38.7%(約40%)、②122/293≒41.6%(約40%)、③166/374≒44.4%(約45%)、④4/374≒1.1%(約1%)でいずれも妥当。⑤は199/374≒53.2%で『約20%』は誤り(199/9≒22.1倍の部分は妥当)。したがって⑤が最も不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

図中の未記入の数値(○○○量、直接最終処分量、減量化量など)は、各ブロックへの入力と出力の合計が一致するという保存則(排出量=中間処理量+直接再生利用量+直接最終処分量、中間処理量=減量化量+中間処理後再生利用量+中間処理後最終処分量など)を使って逆算できる。割合を検証する際は、どの数値に対する割合か(排出量に対してか、中間処理量に対してかなど)を取り違えないよう注意する。

キーワード: 産業廃棄物、リサイクル、統計の読み取り、環境・エネルギー・技術

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