平成27年度 III-20

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成27年度

III-20 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

分散型DB(データベース)に最も不適切な要求項目を選ぶ問題。処理性能の観点から、DBの利用頻度に応じて、DBを分散配置することが求められ、利用頻度が分散配置に影響されてはならないとする記述は不適切。

解説

この問題で問われていること

分散DBに求められる性質(透過性、原子性、直列化可能性、性能を考慮した配置)を確認する問題。

解き方

① 分散DBに求められる性質: 原子性、複製透過性、位置透過性、直列化可能性。性能のためには、よく使う拠点の近くにデータを置く(利用頻度に合わせて配置する)
② ②「利用頻度が分散配置に影響されてはならない」が逆
③ ②

正解が正しい理由

分散DBでは、性能を高めるために、データの利用頻度(どの拠点で、どのデータがよく使われるか)を考慮して、データを分散配置(利用する拠点の近くに配置)するのが望ましい。したがって、DBの利用頻度が、DBの分散配置に影響されてはならない、とする②は不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

分散DBの透過性: 位置透過性、複製透過性、分割透過性、障害透過性、並行透過性。性能のため、利用頻度に応じたデータの配置・複製を検討する。

キーワード: 分散データベース、位置透過性、複製透過性、トランザクション、直列化可能性、分散配置、原子性、情報工学部門