平成27年度 III-33

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成27年度

III-33 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

移動体通信において、さまざまな経路を通った反射波同士が干渉することで、電波のレベルが激しく変化する現象は何かを問う問題。正答はフェージング。

解説

この問題で問われていること

移動体通信の電波伝搬の現象(フェージング)の名称を問う問題。

解き方

① 反射波が複数の経路で届いて干渉し、受信レベルが激しく変わる現象=フェージング
② エコーキャンセラ=エコー除去、テザリング=スマホを親機にする、マルチプレクサ=多重化装置、ルートリフレクタ=BGPの経路中継
③ ③

正解が正しい理由

移動体通信では、電波が建物などに反射して、複数の経路(マルチパス)を通って受信機に届く。これらが干渉し合い、強め合ったり弱め合ったりして、受信レベルが時間や場所によって、激しく変動する。この現象をフェージングという。したがって③が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

フェージング=マルチパスなどによる、受信電力の変動。対策として、ダイバーシティ受信、誤り訂正、OFDM、イコライザなどが使われる。

キーワード: フェージング、マルチパス、移動体通信、エコーキャンセラ、テザリング、マルチプレクサ、ルートリフレクタ、情報工学部門