平成29年度 III-16

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成29年度

III-16 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

プログラムの構造の基本単位であるモジュールに関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。モジュール強度(凝集度)とモジュール結合度、機能的強度が望ましいこと、情報隠蔽との関係を確認する。

解説

この問題で問われていること

モジュール強度(モジュール内の関連性)とモジュール結合度(モジュール間の依存)の、望ましい方向を理解する問題。

解き方

① モジュール設計の基本: 強度(凝集度)は高く、結合度は低く。強度が最も高い(望ましい)のは機能的強度=単一の機能だけを行う
② ①暗合的強度は無関係な処理の寄せ集めで最も弱い、③最も強い結合は内容結合、④強度は高いほうがよい、⑤密に関係させるのは逆
③ ②

正解が正しい理由

機能的強度のモジュールは、単一の機能を実行するモジュールで、モジュール強度(凝集度)の中で最も強く(望ましい)、独立性が高い。したがって②が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

良いモジュール設計=モジュール強度(凝集度)は高く、モジュール結合度は低く。強度の高い順に、機能的>逐次的>通信的>手順的>時間的>論理的>暗合的。

キーワード: モジュール強度、凝集度、結合度、機能的強度、制御結合、情報隠蔽、構造化設計、情報工学部門