平成29年度 III-19

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成29年度

III-19 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ソフトウェア見積りに関する記述(COCOMOⅡ法、FP試算法、IFPUG法、標準タスク法、類推法)のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。FP試算法(概算法)は、データ機能(内部論理ファイルと外部インタフェースファイル)に着目する。

解説

この問題で問われていること

ソフトウェア開発の工数・規模の見積り手法の特徴を、区別する問題。

解き方

① 見積り手法: IFPUG法=外部入力・外部出力・内部論理ファイル・外部インタフェースファイル・外部照会の5つで数える、COCOMO II=規模から工数、標準タスク法=作業を分解して積算、類推法=過去の類似実績
② FP試算法はデータ(ファイル)の数に着目する簡易法で、②の「外部入力と外部出力に着目」が不適切とされる
③ ②

正解が正しい理由

FP試算法(NESMA試算法)は、データファンクション(内部論理ファイルILFと外部インタフェースファイルEIFの2つ)の数を基にFPを推定する簡易手法である(試算FP=35×ILFの数+15×EIFの数)。外部入力・外部出力に着目して規模を見積もるとする記述は、これに当てはまらず不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

見積り手法: 規模の見積り(FP法=IFPUG、概算法)、工数の見積り(COCOMO II)、類推法、標準タスク法、積上げ法など。IFPUGの機能要素はEI・EO・EQ・ILF・EIF。

キーワード: ソフトウェア見積り、COCOMO II、ファンクションポイント、FP試算法、IFPUG、標準タスク法、類推法、情報工学部門