平成29年度 III-22

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成29年度

III-22 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ソフトウェア要求仕様に対する推奨プラクティスIEEE Std 830-1998に基づく、ソフトウェアの要求仕様の特性の1つである完全性に関する記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

要求仕様の品質特性(正確性、あいまいさのなさ、完全性、無矛盾性、検証可能性など)を区別する問題。

解き方

① 要求仕様の特性: 完全性=必要な要求がすべて書かれ、図表や参照に不備がない、正確性=満たすべきでないものを含まない、検証可能性=確かめる手段がある、無矛盾性=要求どうしがぶつからない、曖昧さがない=解釈が1通り
② 「すべて記述され、ラベルや相互参照に不備がない」が完全性
③ ②

正解が正しい理由

完全性(Complete)は、機能、制約、入出力などの要求がすべて記述されていて、要求仕様内の図表のラベルや相互参照に不備がないことである。したがって②が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

IEEE 830の良い要求仕様の特性: 正確、曖昧さがない、完全、無矛盾、重要度・安定度の順位付け、検証可能、修正可能、追跡可能。

キーワード: IEEE 830、要求仕様、完全性、無矛盾性、一意性、検証可能性、要求仕様書の特性、情報工学部門