平成30年度 III-14

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成30年度

III-14 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

シグモイド関数f(X)=1/(1+e^(-X))の記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。X=0での値は0.5、導関数f'(X)=f(X)(1−f(X))はX=0で最大値0.25となる。

解説

この問題で問われていること

シグモイド関数の値、導関数、傾きの性質を確認する問題。

解き方

① シグモイド関数: f(0)=1/(1+1)=0.5、値は0〜1の間。導関数 f'=f(1−f) は f=0.5(X=0)のとき最大の0.25
② ①f(−1)≈0.27、②f''(0)=0、③f(0)=0.5、④X=−5では約0.007(0.99になるのはX=5だけ)
③ ⑤

正解が正しい理由

シグモイド関数の導関数は、f'(X)=f(X)(1−f(X))で、f(X)=0.5のとき最大となる。f(X)=0.5となるのはX=0のときで、このとき、f'(0)=0.25。よって、接線の傾きは、X=0において最大となる。したがって⑤が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

シグモイド関数は0〜1の値を取り、f(0)=0.5。導関数f'=f(1−f)はX=0で最大0.25、|X|が大きいと0に近づくため、勾配消失の原因となる。

キーワード: シグモイド関数、活性化関数、導関数、接線の傾き、ニューラルネットワーク、勾配消失、情報工学部門