
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
バグ管理図(テスト消化残件数と検出累積バグ件数)で、テスト消化の実績がB(予定より順調)、検出累積バグ数の実績がD(予測より少ない)となった場合の状況の説明として最も適切なものを選ぶ問題。
バグ管理図の、テスト消化の進捗と検出バグ数の推移の組合せから、テストと品質の状況を判断する問題。
① 図の読み方: Bはテスト消化残が予定より速く減っている(消化は順調)、Dは検出バグが予測より少ない。バグが少ない理由は「品質が良い」か「テストが見逃している」のどちらか
② どちらかは図だけでは決められないので、②③のように言い切れない。テストの検出能力が高いと判断できれば、品質が良いと言える
③ ⑤
テスト消化の実績Bは、予定(点線)よりも、残件数の減りが速く、テストの進捗が順調(または予定より速い)であることを表す。検出累積バグ数の実績Dは、予測より、バグの検出が少ないことを表す。この組合せでは、(a)ソフトウェアの品質が良いため、バグが少ない、または、(b)テストのバグ検出能力が低く、バグを見逃している、という2通りの可能性がある。したがって、テストのバグ検出能力が高いと判断できれば、品質が良いといえるので、このままテストを進めてよい、とする⑤が最も適切である。
バグ管理図の読み方: テスト消化が順調でバグが多い=品質に問題(レビューなど)。テスト消化が順調でバグが少ない=品質が良い、または、テストの検出能力不足(テスト設計の妥当性を確認)。テスト消化が遅れている=進捗対策が必要。
キーワード: バグ管理図、テスト消化、検出累積バグ数、信頼度成長曲線、ソフトウェア品質管理、テスト進捗、情報工学部門
同じ問題が計2回出題されています(平成30年度、令和6年度)。