平成30年度 III-23

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 平成30年度

III-23 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

ソフトウェアの知的財産権に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。ビジネス方法のアイデアをコンピュータ・ネットワークで実現する方法は特許の対象となり得る(ビジネスモデル特許)。

解説

この問題で問われていること

ソフトウェアに関する知的財産権(特許、著作権、ライセンス)の基本を確認する問題。

解き方

① ソフトウェアの保護: 特許=技術的なアイデア(ITで実現したビジネス方法も対象になり得る)、著作権=表現(ソースコード)。GPLは著作権を持ったまま利用を許すライセンス。著作者人格権は譲渡できない
② ①放棄していない、③ソースコードは著作権、④同一性保持権は譲渡できない、⑤リバースエンジニアリング自体は特許法違反とは限らない
③ ②

正解が正しい理由

コンピュータやネットワークを利用して、ビジネス上のアイデアを実現する方法は、ソフトウェアによる情報処理が具体的に実現されていれば、発明として、特許による保護の対象となり得る(いわゆるビジネスモデル特許)。したがって②が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

特許=発明(技術的アイデア)、著作権=表現(ソースコード)。GPLは著作権に基づくライセンス。著作者人格権は譲渡できない。ビジネスモデル特許は、ITで実現された方法が対象。

キーワード: 知的財産権、特許、ビジネスモデル特許、GPL、著作権、著作者人格権、リバースエンジニアリング、情報工学部門