令和元年度 III-10

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和元年度

III-10 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

1次キャッシュのみの場合と2次キャッシュを追加した場合の平均アクセスサイクル数を比較する問題。

解説

この問題で問われていること

ヒット率とアクセスサイクル数から平均アクセスサイクル数を計算し、2次キャッシュの効果を比べる問題。

解き方

① 平均アクセスサイクル数=Σ(その場所で終わる割合×サイクル数)
② 追加前: 0.9×2+0.1×400=41.8。追加後: 0.9×2+0.075×10+0.025×400=1.8+0.75+10=12.55。12.55÷41.8≒0.3倍
③ ④

正解が正しい理由

2次キャッシュなしでは、平均アクセスサイクル数=0.9×2+0.1×400=41.8サイクル。2次キャッシュを追加すると、0.9×2+0.075×10+0.025×400=12.55サイクル。比は12.55/41.8≒0.30なので、約0.3倍になる。したがって④が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

平均アクセス時間は、各記憶階層で要求が完了する割合×その時間の合計。遅いメインメモリへの割合をどれだけ減らせるかが効く。

キーワード: キャッシュメモリ、2次キャッシュ、平均アクセス時間、ヒット率、情報工学部門