令和元年度 III-2

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和元年度

III-2 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

2台のHDDのRAID0をRAID1で二重化した4台構成のRAID装置の故障率が、HDD単体の故障率0.1に比べ何倍改善するかを求める問題。

解説

この問題で問われていること

RAID0(直列)を2組RAID1(並列)にした構成の故障率を計算し、HDD単体との比を求める問題。

解き方

① RAID0=どちらか1台壊れたら故障(直列)、RAID1=両方壊れたら故障(並列)。故障率: 直列は1−(1−p)²、並列はq²
② RAID0の故障率=1−0.9²=0.19。RAID1にすると0.19²=0.0361。改善=0.1÷0.0361≒2.8倍
③ ①

正解が正しい理由

RAID0は2台のどちらかが故障すると全体が故障するので、故障率は1−(1−0.1)²=1−0.81=0.19。これを2組RAID1(ミラーリング)にすると、両方が故障したときだけ全体が故障するので、故障率は0.19²=0.0361。HDD単体の故障率0.1と比べると、0.1/0.0361≒2.77倍改善する。したがって①が最も近い。

各選択肢について

覚えるべきポイント

直列(RAID0)は稼働率の積、並列(RAID1)は故障率の積。RAID0を二重化するRAID0+1では、まずRAID0の故障率を求めてから2乗する。

キーワード: RAID、RAID0、RAID1、故障率、信頼性、情報工学部門

出題履歴

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