令和元年度(再試験) III-11

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和元年度(再試験)

III-11 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

FPGA(Field Programmable Gate Array)に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。FPGAとSoC(ASIC)との比較、設計ツール、書換え可能性、消費電力、単価の違いを問う。

解説

この問題で問われていること

FPGAの特徴(書換え可能性)と、SoC(専用LSI)に比べた長所・短所を確認する問題。

解き方

① FPGA=作った後で回路を書き換えられるLSI。試作・少量生産向きで、速度・消費電力・量産時の単価では専用のSoCに劣る
② ①速度はSoCが上、③消費電力はFPGAが大きい、④書き換えで直せる、⑤量産ならSoCが安い。設計ツールで優先項目を設定できる(②)
③ ②

正解が正しい理由

FPGAの設計ツールでは、動作周波数、回路規模、消費電力など、優先する項目を最適化方針として設定して、合成・配置配線を行う機能が提供されている。したがって②が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

FPGA=現場で(Field)論理を書き換えられるLSI。開発期間が短く、初期費用が低いが、単価・消費電力・動作速度では、量産向けのSoC/ASICに劣る。

キーワード: FPGA、SoC、ASIC、プログラマブル、論理回路、設計ツール、組込みシステム、情報工学部門