令和元年度(再試験) III-5

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和元年度(再試験)

III-5 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

符号化(誤り訂正符号)に関する説明として最も適切なものを選ぶ問題。線形符号のレート、ハミング符号の関係式、最小ハミング距離と誤り訂正能力の関係を問う。

解説

この問題で問われていること

最小ハミング距離と誤り訂正・検出能力の関係、符号のレート、ハミング符号の関係式を確認する問題。

解き方

① 最小ハミング距離 d の符号: 検出できるのは d−1 ビット、訂正できるのは ⌊(d−1)/2⌋ ビット(t ビット訂正には d≧2t+1)。符号化率は k/n
② ①k/dではなくk/n、②n=2^(n−k)−1、③d≧t+1は検出の条件、④0000と0011の距離は2なので最小距離は2
③ ⑤

正解が正しい理由

最小ハミング距離がdの符号では、⌊(d−1)/2⌋ビット以内の誤りを訂正でき、d−1ビット以内の誤りを検出できる。したがって⑤が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

最小ハミング距離d: 検出できる誤り=d−1ビット、訂正できる誤り=⌊(d−1)/2⌋ビット。訂正にはd≥2t+1が必要。符号化率はk/n。

キーワード: ハミング距離、誤り訂正符号、線形符号、ハミング符号、符号化率、最小ハミング距離、情報工学部門