
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
ニューラルネットワークで、層を重ねるときの活性化関数にステップ関数やシグモイド関数など非線形な関数が用いられる理由を選ぶ問題。線形関数では層を深くする意味がなくなる。
活性化関数に非線形関数を使う理由を確認する問題。
① 線形変換を何層重ねても1つの線形変換と同じ。非線形の活性化関数を挟むから、層を重ねる意味が出る
② 「層を重ねるとき」の理由を直接述べているのは②。④0〜1の出力は一部の関数だけ、⑤バイアスは必要、③用語の区別は誤り
③ ②
活性化関数が線形の場合、層を重ねても、線形変換の合成は、やはり線形変換なので、1層のネットワークと同じ表現力しか持てず、層を深くする意味がなくなる。非線形関数を用いることで、層を重ねたことによって、より複雑な関数を表現できるようになる。したがって②が最も適切である。
線形関数を重ねても線形のままで、多層化の意味がない。非線形の活性化関数(シグモイド、tanh、ReLUなど)を用いることで、表現力の高い深層ネットワークが可能になる。
キーワード: ニューラルネットワーク、活性化関数、非線形、シグモイド関数、ステップ関数、多層化、情報工学部門
同じ問題が計2回出題されています(令和2年度、令和4年度)。