令和2年度 III-7

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和2年度

III-7 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

8ビット濃淡画像のヒストグラムが、狭い範囲に集中した分布から0〜255の広い範囲に広がった分布に変化した画像処理の結果を選ぶ問題。コントラストが高くなった(コントラスト強調・ヒストグラム平坦化)ことを理解する。

解説

この問題で問われていること

画像の輝度ヒストグラムの形から、画像処理の効果(明るさ・コントラスト)を読み取る問題。

解き方

① ヒストグラムの読み方: 全体が右へ移る=明るく、左へ移る=暗く、幅が広がる=コントラストが上がる、狭まる=下がる、左右反転=濃淡反転
② 狭い範囲に集まっていた分布が0〜255に広がっている
③ ③

正解が正しい理由

左図のヒストグラムは、画素値が、中間の狭い範囲(約60〜190)に集中している。右図では、画素値が0〜255のほぼ全域に広がっている。画素値の分布幅が広がることは、明暗の差が大きくなること、つまりコントラストが高くなったことを意味する。分布の中心(平均的な明るさ)はほぼ変わっていないため、全体が明るく、または暗くなったわけではない。したがって③が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

ヒストグラムの、左右への移動=明るさの変化、幅の拡大=コントラスト向上、幅の縮小=コントラスト低下、左右反転=濃淡反転。

キーワード: ヒストグラム、コントラスト、濃淡画像、画像処理、ヒストグラム平坦化、階調変換、情報工学部門