令和3年度 III-20

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和3年度

III-20 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

RPA(Robotic Process Automation)及びBRMS(Business Rule Management System)に関する技術として、最も不適切なものを選ぶ問題。狭義・広義のRPA、BRMSの登場時期や目的を問う。

解説

この問題で問われていること

RPAとBRMSの特徴や歴史的な経緯についての記述の当否を判断する問題。

解き方

① RPA=PCの定型操作をソフトに記録・再現して自動化(広義ではAIと組み合わせる)。BRMS=業務ルールをプログラムから分けて管理し、業務担当者が変更しやすくする仕組み
② ①②⑤は定義どおり。④はBRMSの登場を「ESが衰退した2010年代」と時期を限定しており、これが不適切とされる
③ ④

正解が正しい理由

BRMSの原型となるルールエンジン製品は2000年代前半(例: ILOG Rules for C++、2002年5月)から提供されており、BRMSの登場時期を『ESが衰退した2010年代』とする記述は時期が合わず、不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

RPAは、定型的なPC操作の自動化(広義にはAIとの組合せを含む)。BRMSは、業務ルールをプログラムから分離して管理・変更しやすくする仕組み。なお、ILOGのルールエンジン製品は2000年代前半から提供されており(IBMの製品一覧で確認)、③の当否は表現の強さによる判断である。

キーワード: RPA、BRMS、エキスパートシステム、業務自動化、業務ルール、AI、情報工学部門