
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
欠陥除去マトリクス(欠陥作込み工程×欠陥除去工程)から、設計工程の欠陥除去率を求める問題。欠陥除去率=当該工程での欠陥摘出数÷(当該工程での欠陥摘出数+当該工程終了後に発見された欠陥摘出数)で計算する。
欠陥除去マトリクスの読み方と、工程ごとの欠陥除去率の計算を問う問題。
① 欠陥除去率=その工程で見つけた数÷(その工程で見つけた数+後の工程で見つかった、その工程までに作り込まれた欠陥の数)
② 設計で見つけた数: 3+15=18。後の工程で見つかった要求定義・設計の欠陥: コーディング2+4、テスト1+2で9 → 18÷(18+9)≒0.67
③ 0.67(④)
設計工程での欠陥摘出数は、設計の行の合計で、3(要求定義で作り込み)+15(設計で作り込み)=18。設計工程終了後に発見された欠陥は、設計工程の終了時点で、要求定義または設計で作り込まれていて、まだ残っていた欠陥のうち、コーディング以降で見つかったもの。コーディング行:2(要求定義)+4(設計)=6、テスト行:1(要求定義)+2(設計)=3、合計9。したがって欠陥除去率=18/(18+9)=18/27≈0.67となり、④が最も近い。
欠陥除去率は、その工程で摘出した欠陥数を、その工程終了時点で存在した欠陥数(その工程で摘出+後工程で摘出)で割る。分母には、その工程の前工程までに作り込まれた欠陥も含める。
キーワード: 欠陥除去率、欠陥除去マトリクス、ソフトウェア品質、レビュー、テスト、プロセス評価、情報工学部門