
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
7つの作業(A〜G)とその先行作業・日数の表から、全体の作業が終了するための最短日数と、作業Dが2日遅れて4日となった場合に全体日数が変化するかを求める問題。クリティカルパスの考え方を問う。
先行関係のある作業から、全体の最短日数とクリティカルパスを求め、作業の遅れが全体に及ぼす影響を判断する問題。
① 各作業の終了日=先行作業の最も遅い終了日+自分の日数。最長経路上の作業が遅れると全体も遅れる
② A5、B4、C3、D=max(4,3)+2=6、E=10、F=8、G=6+5=11 → 全体11日(B→D→G)。Dは最長経路上なので、2日延びると13日
③ 11日・変化あり(③)
各作業の終了日を、先行作業の終了日の最大値に、自分の日数を足して求める。A=5日、B=4日、C=3日で、D(先行B,C)はB(4日)とC(3日)の遅い方の4日から始まり、4+2=6日で終了。E(先行A)は5+5=10日、F(先行D)は6+2=8日、G(先行D)は6+5=11日。全体は最大の11日(経路B→D→G)。作業Dが2日余分にかかり4日になると、Dの終了は4+4=8日となり、Gは8+5=13日で終了し、全体は13日となる。Dはクリティカルパス上にあるため、全体の日数に変化がある。したがって(11日、変化あり)の③が正しい。
クリティカルパス(最長経路)上の作業が遅れると、全体の工期が遅れる。クリティカルパス以外の作業は、余裕(フロート)の範囲内なら、全体に影響しない。
キーワード: クリティカルパス、PERT、最短日数、作業工程、先行作業、スケジュール、情報工学部門