令和4年度 III-14

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和4年度

III-14 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

GPUに関する記述として、元来グラフィックス計算用として開発されたが汎用性を持つようになったため、CPUをGPUに置き換えたAIコンピュータが登場したとする記述のうち最も不適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

GPUの特徴に関する5つの記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。

解き方

① GPU=同じ演算を大量のデータに並列で行う(SIMD)のが得意で、複雑な分岐は苦手。CPUの代わりではなく、CPUと組み合わせるアクセラレータ
② ①「CPUをGPUに置き換えた」が×
③ ①

正解が正しい理由

GPUは、複雑な分岐処理や、OSの制御などの汎用的な処理はCPUに比べて得意ではなく、GPUがCPUを置き換えることはできない。実際のAIコンピュータでは、CPUが全体の制御を行い、GPUを並列演算のアクセラレータとして併用する。したがって、CPUをGPUに置き換えたAIコンピュータが登場したとする①は最も不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

GPUは、多数の演算コアによるデータ並列処理(SIMD)が得意なアクセラレータで、行列演算が中心のディープラーニングに向く。CPUの代替ではなく、CPUと併用する。

キーワード: GPU、GPGPU、SIMD、CPUとの違い、並列処理、ディープラーニング、情報工学部門