令和4年度 III-30

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和4年度

III-30 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

2台のレイヤ2スイッチに接続されたサーバとクライアントを2つのグループに分け、グループ内の通信は可能、異なるグループ間の通信は抑止するために用いるスイッチの機能を選ぶ問題。正答はVLAN。

解説

この問題で問われていること

物理的に同じスイッチに接続された機器を、論理的にグループ分けする技術を選ぶ問題。

解き方

① スイッチの機能: VLAN=物理的な配線と関係なく、スイッチ上でネットワークを論理的にグループ分けする(別VLAN間はそのままでは通信できない)
② スパニングツリー=ループ防止、NAT=アドレス変換、OSPF=経路制御、DHCP=アドレス自動割当てで、どれもグループ分けではない
③ ②

正解が正しい理由

VLAN(Virtual LAN)は、スイッチのポートやタグによって、物理的な接続とは無関係に、論理的にネットワークを分割する機能である。図のように2台のスイッチにまたがるグループ1とグループ2を設定すれば、同じVLAN内の通信は可能で、異なるVLAN間の通信はレイヤ2では遮断される。したがって②が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

VLANは、物理配線と独立にブロードキャストドメインを論理分割する。異なるVLAN間の通信には、レイヤ3スイッチやルータが必要。

キーワード: VLAN、レイヤ2スイッチ、ブロードキャストドメイン、スパニングツリー、NAT、OSPF、DHCP、情報工学部門