令和4年度 III-32

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和4年度

III-32 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

高信頼トランスポートサービスを実現するTCPの機構として不適切なものを選ぶ問題。シーケンス番号、再送、フロー制御などTCPの機構と、コネクションレス型のUDPとの違いを問う。

解説

この問題で問われていること

TCPの信頼性を支える機構と、TCPに当てはまらない特徴を区別する問題。

解き方

① TCPはコネクション型。シーケンス番号・再送・フロー制御・遅延パケット対策で信頼性を確保する。コネクションレスはUDPの特徴
② ③「コネクションレスパラダイム」だけがTCPの機構ではない
③ ③

正解が正しい理由

TCPは、コネクション型のプロトコルであり、通信の前にコネクションを確立する(3ウェイハンドシェイク)。コネクションレスパラダイムは、UDPやIPのようなプロトコルの特徴であり、TCPの高信頼サービスを実現する機構ではない。したがって③が不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

TCPは、コネクション確立、シーケンス番号、確認応答、再送、フロー制御、輻輳制御で、高信頼な通信を実現する。UDPはコネクションレスで信頼性の保証は行わない。

キーワード: TCP、シーケンス番号、再送、フロー制御、コネクションレス、UDP、リプレイエラー、情報工学部門