令和4年度 III-7

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和4年度

III-7 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

コンピュータのアーキテクチャ(マルチコア、SoC、RISCとスーパースカラ、スレッドと排他制御)に関する記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

コンピュータアーキテクチャに関する5つの記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。

解き方

① マルチコアを生かすには、プログラムをスレッドなどに分けて並列化し、OSがコアに割り当てる必要がある。CPUが自動でやってくれるわけではない
② ①「CPU自身が自動的に割り当てる」が×。②〜⑤は正しい
③ ①

正解が正しい理由

マルチコアCPUでは、プログラムをどのコアに割り当てて並列実行するかは、主にOS(スケジューラ)が行い、プログラム自体も、複数のスレッドやプロセスに分割して並列化する必要がある。CPU自身がすべてのコアに自動的に実行するプログラムを割り当て、性能の有効活用が容易になっているとするのは不適切である。したがって①が最も不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

マルチコアでは、プログラムの並列化(スレッド化)がなければ性能を活用できず、OSがコアへの割当てを行う。スレッドはプロセスのメモリ空間を共有するため、排他制御が必要。

キーワード: マルチコア、並列処理、SoC、RISC、スーパースカラ、スレッド、情報工学部門