令和4年度 III-8

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和4年度

III-8 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

音声圧縮技術MP3が利用する人間の聴覚特性のうち、大きい音の前後の周波数及び時間の音はかき消されるという特性として、マスキング効果を選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

MP3が利用する聴覚心理の特性を選ぶ問題。

解き方

① 聴覚特性の名前: マスキング効果=大きい音の近くの周波数・前後の時間の小さい音が聞こえなくなる、最小可聴値=聞こえる最小の音量、カクテルパーティ効果=特定の声を聞き分ける、マガーク効果=口の動きで聞こえ方が変わる
② 「大きい音にかき消される」はマスキング効果
③ ②

正解が正しい理由

マスキング効果は、大きな音があると、その前後の時間や、近い周波数の小さな音が、聞こえなくなる(かき消される)聴覚の特性である。MP3は、この聞こえない成分を削除して、データ量を圧縮する。したがって②が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

MP3などの音声圧縮は、最小可聴値(聞こえない小さい音)とマスキング効果(大きい音にかき消される音)を利用して、聞こえない成分を削減する非可逆圧縮。

キーワード: MP3、マスキング効果、音声圧縮、聴覚特性、最小可聴値、カクテルパーティ効果、情報工学部門