令和5年度 III-12

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和5年度

III-12 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

顧客の満足感と製品・サービスの物理的充足状況の関係を表す図(狩野モデル)で、魅力的品質、一元的品質、当たり前品質に対応する曲線A、B、Cの組合せを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

狩野モデルの3つの品質要素と図の曲線の対応を選ぶ問題。

解き方

① 狩野モデル: 魅力的品質=なくても不満はないが、あると満足(上側の曲線)、一元的品質=多いほど満足・少ないほど不満(直線)、当たり前品質=あって当然で、ないと不満(下側の曲線)
② A=満足側の曲線で魅力的品質(①②)。B=直線で一元的品質
③ ②

正解が正しい理由

狩野モデルでは、品質要素を3つに分類する。魅力的品質は、充足されなくても不満にはならないが、充足されると満足を高める要素で、物理的に不充足でも満足側にある曲線(A)である。一元的品質は、充足されるほど満足が高まり、不充足だと不満になる、比例的な関係の要素で、直線(B)である。当たり前品質は、充足されていて当たり前で満足は高まらないが、不充足だと強い不満になる要素で、不満側にあり充足しても満足側に達しない曲線(C)である。したがってA=魅力的品質、B=一元的品質、C=当たり前品質の②が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

狩野モデル: 魅力的品質(あれば嬉しい、無くても不満なし)、一元的品質(充足に比例して満足)、当たり前品質(無いと不満、あっても当然)。無関心品質、逆品質もある。

キーワード: 狩野モデル、魅力的品質、一元的品質、当たり前品質、顧客満足、品質管理、情報工学部門