
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
分散データベースの特性(整合性、可用性、分断耐性、CAP定理、結果整合性)に関する記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題。
CAP定理と分散データベースの特性に関する5つの記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題。
① CAP定理: 整合性・可用性・分断耐性の3つを同時にすべては満たせない。分断耐性=ネットワークが分断されても動き続ける
② ①強い整合性が要る場面で結果整合性では不十分、②可用性+分断耐性では古い値を返すことがある、④整合性+分断耐性では応答しないコンピュータが出る、⑤3つ全部は無理
③ ③
分断耐性(Partition tolerance)は、ネットワークなどが切断された際にも、少なくとも一部のコンピュータが妥当な応答を返せることを指す。分断耐性を備えた分散データベースは、ネットワーク的にシステムが分断されても、システムとして機能を継続できる。したがって③が最も適切である。
CAP定理: 分散システムでは、整合性(C)、可用性(A)、分断耐性(P)のうち、同時に満たせるのは2つまで。ネットワーク分断は避けられないため、実際にはCとAのどちらを優先するかを選ぶ。
キーワード: CAP定理、分散データベース、整合性、可用性、分断耐性、結果整合性、情報工学部門