令和5年度 III-29

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和5年度

III-29 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

トランスポート層プロトコルQUICに関する記述のうち、最も不適切なもの(TCP上に実装され高い信頼性を持つ)を選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

QUICの特徴に関する5つの記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。

解き方

① QUIC=UDPの上に作られたトランスポート層プロトコル。暗号化(TLS 1.3)、多重化、再送、IPアドレスが変わっても続く接続を自分で持つ
② ②は「TCP上に実装」としている
③ ②

正解が正しい理由

QUICは、TCPの上ではなく、UDPの上に実装されたトランスポート層プロトコルで、信頼性(再送制御、順序制御、輻輳制御)をQUIC自身が提供する。「TCP上に実装され」とする②は最も不適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

QUICはUDP上のトランスポート層プロトコルで、TLS1.3統合、ストリーム多重化、0-RTT/1-RTTのコネクション確立、コネクションマイグレーション等を備え、HTTP/3の基盤となる。

キーワード: QUIC、UDP、TLS、ストリーム多重化、コネクションマイグレーション、HTTP/3、情報工学部門