令和6年度 III-17

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和6年度

III-17 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

作業(A〜G)、先行作業、作業日数の表からPERT図を作成し、クリティカル・パスの日数(プロジェクトの最短完了日数)を求める問題。

解説

この問題で問われていること

先行関係の表から、最長の経路(クリティカルパス)の日数を求める問題。

解き方

① 全体の日数=始めから終わりまでの最長の経路(先行作業を全部待つため)
② B→C→G=8+7+4=19、A→E→G=6+9+4=19、A→D→F→G=6+6+5+4=21
③ 21日(④)

正解が正しい理由

Gの先行作業はC、E、Fである。各経路の日数は、B(8)→C(7)→G(4)=19日、A(6)→E(9)→G(4)=19日、A(6)→D(6)→F(5)→G(4)=21日である。最長の経路はA→D→F→Gの21日で、これがクリティカルパスの日数である。したがって④が正しい。

この問題で必要な基礎

■ 先行作業とクリティカルパス
先行作業とは「その作業を始める前に終わっていなければならない作業」です。Gの先行作業はC・E・Fなので、Gは3つが全て終わるまで始められず、一番遅く終わるものに合わせて待つことになります。そのため、全体の完了日数は、始めから終わりまでの経路のうち最も長いもの(クリティカルパス)で決まります。

各選択肢について

覚えるべきポイント

クリティカルパスは、始点から終点までの最長経路で、その日数がプロジェクトの最短完了日数になる。先行関係から全経路の日数を求めて最大を選ぶ。

キーワード: PERT、クリティカルパス、プロジェクト管理、先行作業、最長経路、スケジューリング、情報工学部門