
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
マルチパスTCP(MPTCP)に関する記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。複数のTCPコネクション(subflow)の利用、アプリケーションからの見え方、帯域の増大に関する記述を判断する。
マルチパスTCPに関する5つの記述のうち、最も不適切なものを選ぶ問題。
① マルチパスTCP=複数の経路(LTEと無線LANなど)のTCPコネクションを束ねて1つのTCPに見せる。アプリからは普通のTCPと同じなので、アプリの改良は不要
② ④は「アプリケーションの改良が必要」としている
③ ④
マルチパスTCPは、TCPを拡張して、複数の経路(インタフェース)に複数のTCPコネクション(subflow)を張り、それらを仮想的に1つのTCPコネクションとして扱う技術である。アプリケーションからは従来のTCPと同様に見える(ソケットAPIが同じ)ため、対応させるためにアプリケーションの改良は不要である。したがって、対応させるにはアプリケーションの改良が必要とする④は最も不適切である。
マルチパスTCPは、複数の経路のsubflowを1つのTCP接続として束ね、冗長性(耐障害性)と帯域の増大を得る。アプリケーションからは通常のTCPとして扱える。
キーワード: マルチパスTCP、MPTCP、subflow、トランスポート層、冗長性、帯域増大、情報工学部門