令和6年度 III-4

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和6年度

III-4 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

プッシュダウン・オートマトンとチューリング機械に関する記述について、文脈自由言語との関係、決定性と非決定性、スタックの操作、停止性問題、テープに関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

プッシュダウン・オートマトンとチューリング機械に関する5つの記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題。

解き方

① プッシュダウン・オートマトン=有限オートマトン+スタック。認識できるのは文脈自由言語(すべて)。非決定性は決定性より強い。チューリング機械のテープは無限長。停止性問題は判定できない
② ①「認識できないものがある」、②「すべて決定性にできる」、④「停止を判定できる」、⑤「有限長のテープ」が誤り
③ ③

正解が正しい理由

プッシュダウン・オートマトンは、有限オートマトンに、スタック(後入れ先出しの記憶)と、スタックに関する操作(プッシュ、ポップ)を加えたものである。したがって③が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

有限オートマトンは正規言語、プッシュダウン・オートマトンは文脈自由言語、チューリング機械は帰納的可算言語を扱う。停止性問題は決定不能。非決定性PDAは決定性PDAより強力。

キーワード: プッシュダウン・オートマトン、チューリング機械、文脈自由言語、停止性問題、オートマトン理論、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成30年度、令和6年度)。