令和7年度 III-11

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和7年度

III-11 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

標本化定理(信号の帯域の少なくとも2倍以上の周波数で標本化すれば、離散信号値から元の連続信号を正確に復元できる)について、標本化・量子化・エイリアシング・ナイキスト周波数・フィルタに関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

標本化定理に関連する用語の説明のうち、最も適切なものを選ぶ問題。

解き方

① 標本化定理を満たさない(周波数の2倍未満で標本化する)と、元の信号にない周波数が現れる=エイリアシング(折り返し雑音)。防ぐには標本化の前にローパスフィルタ
② ①標本化は時間を飛び飛びにすること、②値を飛び飛びにするのが量子化、⑤は「ハイパス」が逆
③ ③

正解が正しい理由

標本化定理を満たさない(信号の最高周波数の2倍未満の周波数で標本化する)と、元の信号に含まれない低い周波数の信号が現れて、元の信号を復元できなくなる。この現象を、エイリアシング(折り返し雑音、aliasing)と呼ぶ。したがって③が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

標本化定理: 信号の最高周波数の2倍より高い周波数で標本化すれば、元の信号を復元できる。満たさないと折り返し雑音(エイリアシング)が生じるため、標本化前にローパスフィルタで帯域を制限する。

キーワード: 標本化定理、サンプリング定理、エイリアシング、ナイキスト周波数、量子化、ローパスフィルタ、情報工学部門