令和7年度 III-33

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和7年度

III-33 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

スパニングツリープロトコル(STP)の目的として、冗長構成のネットワークでループを防止し、ネットワークの耐障害性を高めることを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

スパニングツリープロトコルの目的を選ぶ問題。

解き方

① スパニングツリープロトコル(STP)=スイッチを冗長に接続したとき、一部のポートを止めてループをなくす。障害時は止めていたポートを使って通信を続ける
② ①はリンクアグリゲーション、②はSNMP、④はRIP、⑤はVLANの説明
③ ③

正解が正しい理由

スパニングツリープロトコル(STP)は、LANスイッチ(ブリッジ)を冗長に接続した構成で、一部のポートを論理的に遮断(ブロック)して、ネットワークをループのない木構造(スパニングツリー)にするプロトコルである。これにより、ブロードキャストストームなどのループによる障害を防止しつつ、経路の障害時には、遮断していたポートを有効にして通信を継続できるため、耐障害性を高められる。したがって③が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

STPは、冗長リンクのブリッジ網で、ルートブリッジを基準にツリーを構築し、余分なリンクをブロックしてループを防ぐ。障害時にはブロックしていたリンクが有効になる。

キーワード: スパニングツリープロトコル、STP、ループ防止、冗長構成、LANスイッチ、ブロードキャストストーム、情報工学部門