令和7年度 III-34

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和7年度

III-34 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

OSI参照モデルにおいて、ネットワーク層でのデータの到達性を保証しないネットワークアーキテクチャで、「正しくデータを届ける処理」を任されている層として、トランスポート層を選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

ネットワーク層が到達性を保証しない場合に、データを正しく届ける処理を担う層を選ぶ問題。

解き方

① IPは届くことを保証しない。送信元から宛先までの間で、欠落・重複・順番の入れ替わりを直して正しく届けるのはトランスポート層(TCP)
② ネットワーク層のすぐ上の層がトランスポート層
③ ④

正解が正しい理由

IPのように、ネットワーク層でデータの到達性を保証しない(ベストエフォート)アーキテクチャでは、送信元と宛先のエンドツーエンドで、データの欠落・重複・順序の入れ替わりを検出・回復して、正しくデータを届ける処理は、トランスポート層(例: TCPの再送制御、順序制御、フロー制御)が担う。したがって④が最も適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

OSI参照モデルで、ネットワーク層=経路選択・パケット中継(IP)、トランスポート層=エンドツーエンドの信頼性・順序制御・フロー制御(TCP)。UDPはトランスポート層でも信頼性は提供しない。

キーワード: OSI参照モデル、トランスポート層、TCP、信頼性のある通信、エンドツーエンド、階層モデル、情報工学部門