平成28年度 I-2-5

科目: 基礎科目 / 分野: 情報・論理 / 年度: 平成28年度

I-2-5 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

データの末尾に1ビットの偶数パリティビットを付加して伝送誤りを検出する方法について、1ビット誤りの検出、2ビット誤りの検出、誤りビットの特定の可否に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。

解説

この問題で問われていること

「1」のビット数が偶数なら0、奇数なら1を末尾に付加する(偶数パリティ)伝送誤り検出方法についての5つの記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題。

解き方

① パリティ(1ビット付加)は「1」の個数の偶奇だけを見る → 奇数個の反転は検出できる、偶数個の反転は検出できない、位置は分からない
② 2ビット反転では偶奇が変わらないので検出できない
③ ④

正解が正しい理由

パリティビットを付加した全体の「1」の数は常に偶数となる。ビットが1つ反転すると、「1」の数の偶奇が変わるため、1ビットの誤りは検出できる。しかし、2ビットが反転すると、「1」の数が2個増減する(または1個増えて1個減る)ため偶奇が変わらず、誤りを検出できない。したがって、2ビットが反転した場合には伝送誤りを検出できないとする④が適切である。

各選択肢について

覚えるべきポイント

パリティチェックは、奇数個(1ビット、3ビット…)のビット誤りは検出できるが、偶数個の誤りは検出できず、誤りの位置も特定できない。誤りの位置まで特定して訂正するには、ハミング符号などの誤り訂正符号が必要である。

キーワード: パリティビット、誤り検出、伝送誤り、偶数パリティ、情報・論理

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成28年度、令和6年度)。