平成29年度 I-4-5

科目: 基礎科目 / 分野: 材料・化学・バイオ / 年度: 平成29年度

I-4-5 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

タンパク質を構成するアミノ酸の種類数、α-炭素原子に結合する基、疎水性アミノ酸の側鎖、光学異性体(L体・D体)に関する空欄補充問題。

解説

この問題で問われていること

アミノ酸の種類数(ア)、α-炭素に結合する官能基(イ)、ロイシンやフェニルアラニンの性質(ウ)、天然に主に存在する光学異性体(エ)を問う空欄補充問題。

解き方

① アミノ酸: タンパク質を作るのは20種類、α炭素にアミノ基とカルボキシ基、炭化水素の側鎖は疎水性、天然のものはほとんどL体
② ア=20で①②。イ=カルボキシ基で①
③ ①

正解が正しい理由

一部の特殊なものを除き、天然のタンパク質を加水分解して得られるアミノ酸は20種類(ア)である。アミノ酸のα-炭素原子には、アミノ基とカルボキシ基(イ)、そしてアミノ酸の種類によって異なる側鎖(R基)が結合している。R基に脂肪族炭化水素鎖や芳香族炭化水素鎖を持つロイシンやフェニルアラニンは疎水(ウ)性アミノ酸である。グリシン以外のアミノ酸には光学異性体が存在するが、天然に主に存在するものはL体(エ)である。したがって20、カルボキシ基、疎水、L体の①が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

タンパク質を構成するアミノ酸は20種類で、α-炭素にアミノ基・カルボキシ基・水素・側鎖(R基)が結合している。側鎖の性質(疎水性、親水性、酸性、塩基性)がタンパク質の立体構造を決める。天然のアミノ酸は主にL体である。

キーワード: アミノ酸、タンパク質、疎水性、L体、光学異性体、材料・化学・バイオ

出題履歴

類題(同じ論点の別問題)