
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
遺伝子組換え技術について、PCRの耐熱性DNAポリメラーゼ、インスリン合成の時期、ゲル電気泳動、制限酵素EcoRI、ゲノムライブラリーとcDNAライブラリーに関する記述から最も適切なものを選ぶ問題。
遺伝子組換え技術に関する5つの記述のうち、最も適切なものを選ぶ問題。
① PCRは熱変性を繰り返すので、熱に強いDNAポリメラーゼを使う
② ②インスリン合成は1970年代後半、③DNAは陽極へ動く、④断片の長さは「平均」約4⁶、⑤cDNAライブラリーは発現している遺伝子だけ
③ ①
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)では、反応の各サイクルで二本鎖DNAを約94〜95℃の熱で変性させる必要があるため、高温でも失活しない、熱に安定なDNAポリメラーゼ(Taqポリメラーゼなど)を利用する。したがって①は適切な記述である。
PCRは、熱変性・アニーリング・伸長のサイクルを繰り返してDNAを増幅する。耐熱性DNAポリメラーゼ(Taqなど、好熱菌由来)の利用が、自動化と大量増幅を可能にした。DNAは負電荷を持ち、電気泳動では陽極へ移動する。
キーワード: 遺伝子組換え、PCR、耐熱性DNAポリメラーゼ、制限酵素、cDNAライブラリー、材料・化学・バイオ