
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
3変数x, y, zの真理値表と一致する論理式f(x,y,z)を選ぶ問題。与えられた真理値表の全パターンを候補の論理式に代入して照合する必要がある。
3変数x, y, zに対する真理値表(8通りの組合せとその出力値)と一致する論理式f(x,y,z)を、5つの候補式の中から選ぶ問題。
① 表で0になっている行を選択肢の式に入れ、1になる式を消していく
② (0,1,1)→0: ①xy+zと⑤xy+x̄zは1になり脱落。(0,0,0)→0: ②x̄y+(yz)‾と④xy+(xy)‾(常に1)は1になり脱落
③ 残るxy+ȳz(③)
f(x,y,z)=xy+ȳzについて、真理値表の8通りすべての組合せで値を計算すると、(0,0,0)→0, (0,0,1)→1, (0,1,0)→0, (0,1,1)→0, (1,0,0)→0, (1,0,1)→1, (1,1,0)→1, (1,1,1)→1となり、与えられた真理値表の値とすべて一致する。したがって③が正しい。
■ 論理演算の記号
・論理積(xyのように並べて書く): 両方とも1のときだけ1
・論理和(+): どちらか一方でも1なら1
・論理否定(上線): 0と1を入れ替える。線が複数の文字にまたがっている場合(yzの上に1本の線など)は、yzを計算した結果全体を反転させます。
■ 真理値表との照合
選択肢の式に、表の8行の(x, y, z)を1つずつ代入して、表のfの値と全て一致するかを確かめます。1行でも食い違えば、その式は誤りです。
真理値表と論理式の照合問題では、候補の式を一つずつすべての行(組合せ)について計算し、1か所でも表の値と食い違えばその式は除外する、という総当たりの確認が最も確実な方法である。特に紛らわしい部分(表で0になっている行)を先にチェックすると、誤った候補を早く絞り込める。
キーワード: 真理値表、論理式、ブール代数、情報・論理