令和3年度 I-2-2

科目: 基礎科目 / 分野: 情報・論理 / 年度: 令和3年度

I-2-2 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

論理式NOT(Ā・B̄+A・B)と等価な論理式を求める問題。ド・モルガンの法則(論理和の否定・論理積の否定)と二重否定を用いた論理式の簡略化が必要。

解説

この問題で問われていること

論理式NOT(Ā・B̄+A・B)全体の否定と等価な論理式を、ド・モルガンの法則と二重否定を用いて求める問題。

解き方

① ド・モルガン: 和の否定=否定の積、積の否定=否定の和。二重否定は元に戻る
② NOT(ĀB̄+AB)=NOT(ĀB̄)・NOT(AB)=(A+B)・(Ā+B̄)
③ ②

正解が正しい理由

全体の式はNOT(Ā・B̄+A・B)である。まず論理和の否定に関するド・モルガンの法則(NOT(X+Y)=X̄・Ȳ)を、X=Ā・B̄、Y=A・Bとして適用すると、NOT(Ā・B̄)・NOT(A・B)となる。次に、それぞれの項に論理積の否定に関するド・モルガンの法則(NOT(X・Y)=X̄+Ȳ)を適用すると、NOT(Ā・B̄)=A+B(二重否定によりĀの否定はA、B̄の否定はBとなる)、NOT(A・B)=Ā+B̄となる。これらを掛け合わせると(A+B)・(Ā+B̄)が得られる。したがって②が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

ド・モルガンの法則は、論理和の否定NOT(X+Y)=X̄・Ȳと論理積の否定NOT(X・Y)=X̄+Ȳの2つがあり、複雑な否定式を簡略化する際は、外側の演算子(この問題では+)から順に内側へ向かって段階的に適用していくと整理しやすい。

キーワード: ド・モルガンの法則、論理式、ブール代数、情報・論理

出題履歴

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