令和3年度 I-2-3

科目: 基礎科目 / 分野: 情報・論理 / 年度: 令和3年度

I-2-3 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

データ量5Gバイトを1/2に圧縮し、回線速度200Mbps・回線利用率70%の通信回線で伝送する場合の伝送時間を計算する問題。伝送時間=データ量/(回線速度×回線利用率)の公式を用いる。

解説

この問題で問われていること

5Gバイトのデータを1/2に圧縮し、回線速度200Mbps・回線利用率70%の通信回線を用いて伝送する場合の伝送時間を、公式「伝送時間=データ量/(回線速度×回線利用率)」を用いて求める問題。

解き方

① 伝送時間=データ量(ビット)÷(回線速度×回線利用率)。1バイト=8ビット
② 5Gバイト÷2×8=2×10¹⁰ビット、200Mbps×0.7=1.4×10⁸ビット/秒 → 2×10¹⁰÷(1.4×10⁸)≒143
③ 143秒(②)

正解が正しい理由

圧縮後のデータ量は5Gバイト×(1/2)=2.5Gバイト=2.5×10⁹バイトであり、ビットに変換すると2.5×10⁹×8=2×10¹⁰ビットとなる。回線速度は200Mbps=2×10⁸bpsである。伝送時間=データ量/(回線速度×回線利用率)=2×10¹⁰/(2×10⁸×0.7)=2×10¹⁰/(1.4×10⁸)≒143秒となる。したがって②が正しい。

この問題で必要な基礎

■ 単位のそろえ方
・G(ギガ)は10⁹、M(メガ)は10⁶を表します。
・1バイト=8ビットです。データ量はバイト、回線速度はビット/秒で与えられているので、データ量を8倍してビットにそろえてから割り算します。
・回線利用率70%は0.7として掛けます。

各選択肢について

覚えるべきポイント

伝送時間の計算では、データ量の単位(バイト)と回線速度の単位(bps、ビット/秒)を揃える必要がある(1バイト=8ビット)。また、圧縮率や回線利用率のような「割合」の掛け忘れ・掛け間違いに注意し、単位換算を1つずつ丁寧に行うことが重要である。

キーワード: 伝送時間、回線速度、回線利用率、情報・論理

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