
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
レイヤ2スイッチに接続されたサーバの通信データを調べるため、パケット解析装置を空きポートに接続するときに必要なスイッチの設定を選ぶ問題。空きポートにポートミラーリングを設定する。
スイッチングハブ経由の通信を、第三者の装置で観測するための設定(ポートミラーリング)を問う問題。
① スイッチは宛先のポートにだけフレームを送るので、空きポートにつないでもサーバの通信は届かない → 通信をコピーするポートミラーリングが必要
② 同じVLAN・同じブロードキャストドメインにしてもユニキャストは届かない。MACテーブル登録やスパニングツリーは無関係
③ ④
レイヤ2スイッチは、宛先MACアドレスを見て、宛先の機器が接続されたポートにだけフレームを転送する。そのため、空きポートにパケット解析装置をつないだだけでは、サーバ宛て・サーバ発の通信は、その装置に届かない。ポートミラーリングは、特定のポート(サーバ接続ポート)を流れるフレームを、コピーして別のポート(空きポート)にも出力する機能である。これを空きポートに対して設定すれば、パケット解析装置でサーバの通信データを観測できる。したがって④が最も適切である。
スイッチ経由の通信を観測するには、ポートミラーリング(SPANポート)を使う。ハブと違い、スイッチはユニキャストを宛先ポートにだけ転送する。
キーワード: ポートミラーリング、レイヤ2スイッチ、パケット解析、MACテーブル、VLAN、スパニングツリー、情報工学部門
同じ問題が計2回出題されています(平成27年度、令和3年度)。