令和3年度 III-29

科目: 専門科目 / 分野: 情報工学部門 / 年度: 令和3年度

III-29 問題画像

出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」

レイヤ2スイッチに接続されたサーバの通信データを調べるために、パケット解析装置をスイッチの空きポートに接続するとき必要になるスイッチの設定を選ぶ問題。正答はポートミラーリング。

解説

この問題で問われていること

スイッチ環境で、他のポートの通信を監視・解析する方法を問う問題。

解き方

① スイッチは宛先ポートにしかフレームを送らないので、空きポートにつないだだけでは他のポートの通信は見えない。ポートミラーリング=指定ポートの通信を別のポートにコピーする
② 同じVLAN・同じブロードキャストドメインにしても、ユニキャストの通信は届かない
③ ②

正解が正しい理由

レイヤ2スイッチは、宛先MACアドレスを学習し、該当ポートだけにフレームを転送するため、空きポートに接続した装置には、他のポートの通信は届かない。サーバの通信を、パケット解析装置で調べるためには、サーバ接続ポートの通信を、空きポートにコピーして出力するポートミラーリング(ミラーポート)の設定が必要である。したがって②が正しい。

各選択肢について

覚えるべきポイント

スイッチ環境では、通信の傍受にはポートミラーリング(SPAN)またはタップが必要。ハブと異なり、スイッチは宛先ポートにだけフレームを転送する。

キーワード: ポートミラーリング、レイヤ2スイッチ、パケット解析、スパニングツリー、VLAN、MACテーブル、情報工学部門

出題履歴

同じ問題が計2回出題されています(平成27年度、令和3年度)。