
出典:公益社団法人 日本技術士会「技術士第一次試験 過去問題」
無線ネットワークのデータリンク層が行う衝突制御(隠れ端末問題、さらし端末問題、CSMA/CA、バックオフ、ALOHA)に関する記述のうち最も適切なものを選ぶ問題。
無線LANのアクセス制御で問題になる「隠れ端末」と「さらし端末」を区別する問題。
① 無線LANの問題: 隠れ端末=送信側どうしが互いの電波を検知できず受信側で衝突、さらし端末=送信しても支障がないのに他の通信を検知して送信を控える
② ①は障害物の話ではない、④送信前のチェックはキャリアセンス(バックオフはランダムに待つこと)、⑤イーサネットはCSMA/CD
③ ②
さらし端末問題(exposed terminal problem)とは、ある無線ノードが、他のノードの送信を検知して、送信を控えるが、実際には、自分が送信しても、その通信の受信側に妨害を与えないため、送信できたはずなのに、送信を保留してしまう問題である。「送信できるにもかかわらず、他の通信を妨害しないように送信を保留する」という記述が、これに合致する。したがって②が最も適切である。
隠れ端末=互いを検知できない送信側どうしが、受信側で衝突する。さらし端末=送信しても支障がないのに、他の通信を検知して、送信を控えてしまう。CSMA/CAではバックオフとRTS/CTSなどで衝突を避ける。
キーワード: 無線LAN、衝突制御、隠れ端末問題、さらし端末問題、CSMA/CA、バックオフ、ALOHA、情報工学部門
同じ問題が計2回出題されています(平成27年度、令和5年度)。